ライチョウのなわばり期(つがい期)の調査を行いました。
ライチョウのメス
ライチョウの夫婦(見づらいですが・・・)
この写真を撮った時刻は、朝4時30分ごろです。
卵を抱いているメスのようで、慌ただしくエサをついばんでいました。
今回の調査は、ライチョウの発見と行動観察、糞、羽毛、砂浴び痕、見張り場等の生活痕跡等からなわばり分布を目的としたものです。
なわばりを確認する中で、抱卵糞(ほうらんふん)も幾つか発見されました。
抱卵糞とは、抱卵中に溜めていた糞を一度に排泄するため通常より10 倍程大きな糞のことです。
夏山シーズンももう少し。
北アルプスの山小屋には、ライチョウやライチョウの天敵等の目撃情報収集のための「ライチョウポスト」を設置させて頂いております。登山の機会がある方は、ぜひ目撃情報の協力をお願いします。